ドッグフードの種類(ウェットタイプ)

ドッグフードを水分含有量ごとに分類すると、以下の4つに分けられます。

今回はその中でも、最も水分含有量が多いとされるウェットタイプについてみていきます。

ウェットタイプの特徴

ウェットタイプは名の通り、水分を多く含んだフードのことを指します。 水分含有量がおよそ70%~80%と多く、畜肉を主原料としているため嗜好性により優れたフードです。

缶詰やパウチなどで密封され減菌加工が施されているため、開封までは非常に保存性に優れています。 そのため同じく水分を多く含むソフトドライタイプやセミモイストタイプに比べ、添加物が使用される危険性が低くなります。 しかし開封後は傷みやすいため、なるべく早めに使い切るようにしましょう。

ウェットタイプのメリット

  • 嗜好性に優れ、非常に食いつきが良いです。
  • 水分含有量が多いため、食事の際に水分を摂取することができ、脱水症状の防止につながります。
  • 消化が良く、高齢の犬に向いています。
  • 缶詰やパウチ製品は密封され減菌加工が施されているため、同様に水分量の多いセミモイストタイプやソフトドライタイプよりも、添加物使用の可能性が低くなります
  • また、開封前ならば長持ちするものが多いです。

ウェットタイプのデメリット

  • 嗜好性が高いがゆえに、ウェットフードを常食させていると好き嫌いが激しくなってしまい、ドライフードを食べなくなるといった弊害が起こることもあります。 災害時や旅行時など、ウェットフードを用意するのが難しくなった際に困らないよう、ウェットフードに偏りすぎるのは避けましょう。
  • 開封後は日持ちしなくなるため、早めに食べさせなければならなくなります。
  • 値段がやや割高なため、コストパフォーマンスは悪いです。 幼少から毎食ウェットフードを与えた場合、ドライフードと比較してもかなりの出費になってしまいます。
  • フードの中に硬いものがほとんど含まれないため、歯やあごが劣化する原因になります。
  • 口臭の原因になることがあります。

ウェットタイプが向く犬は?

嗜好性が高くて噛みやすく、水分量の多いウェットタイプは高齢の犬や食欲の落ちてしまった犬には最適です。 しかし嗜好が偏る・歯が弱る・開封後の保存状態に気を配る必要があるなど、デメリットも多く存在します。 ウェットタイプのドッグフードの中には総合栄養食ではなく、一般食(それだけでは犬に必要な栄養を十分に与えることができないもの)のものも数多くあります。 常食として与える際は、それがどのような用途でつくられているものなのか、きちんと確認するようにしましょう。

ドライタイプのトッピングとして併用する、食欲のない時のみに与えるなど、わんちゃんの状態に合わせて上手に使用することをおすすめします。