犬種別ドッグフード(シーズー)の特徴

犬種別ドッグフード(シーズー)の特徴

中国生まれのシーズーは愛玩犬として長い歴史を持つ犬種で、中国の王宮で数百年に渡って飼われてきました。 そういった出自のためか、人懐こく非常に飼いやすい犬として有名です。 日本にシーズーが伝わったのは1955(昭和30)年頃ですが、以降日本においてもペットとして安定した人気を保っています。 しかしその反面、皮膚や目がデリケートで、こまめなケアが必要になる犬種でもあります。 シーズー専用のドッグフードには、そういったトラブルを防ぐための成分が含まれています。

目の健康をサポート

シーズーの目は、頭から少し飛び出すようについているので、他の犬種に比べて瞳を傷つけやすくなっています。 そうするとゴミやホコリなどの異物が入りやすく、涙やけや、瞼が瞳の内側に巻き込まれるなどのトラブルを頻繁に引き起こしてしまいます。 シーズー専用ドッグフードには、目の健康を守るために効果的なアントシアニンなどが含まれているものがあります。 他にも、ドッグフードに含まれるたんぱく質が愛犬に合わなかったり、添加物が大量に含まれる粗悪なドッグフードを与えていると、涙やけを起こすことがあります。 目の周りに毛が入らないようにカットしたり、前髪を結んであげるなどの対処が必要になりますが、愛犬に合ったドッグフードを与えることで涙やけが改善されたという声も多いです。

健康的な毛づや、皮膚の維持

シーズーの特徴として、美しく豊かな被毛を持っていることが挙げられます。 シーズーの毛はオーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)に分かれており、量も多くふわふわとしています。 この毛並みもシーズーの人気の理由の一つですが、お手入れには気を使わなくてはなりません。 特にカールの強い毛を持つ子には毛玉ができやすいため、注意が必要です。 シーズー専用のドッグフードには、毛並みを美しく保つ成分(リノール酸、ビタミンA、油分など)が含まれていますので、毎日のブラッシング以外にも、食生活を改善することで対応することができます。

また、皮膚にトラブルを発症しやすい犬種であり、皮膚の健康には特に気を付けなければなりません。 良質なタンパク質や、ナイアシン、イノシトールなどを豊富に含んだシーズー専用のドッグフードを選んであげましょう。

歯のトラブルを防ぐ

シーズー専用のドッグフードは、歯の健康に配慮した商品が多いです。 ポリリン酸ナトリウムなどの歯の健康を維持する成分が含まれているだけではなく、シーズーの顎でもしっかりと噛めるように粒の形状にもこだわっているものもあります。

シーズーは短頭種(たんとうしゅ)と呼ばれる顔のつくりをしています。 短頭種とは、頭蓋骨の長さ(スカル)に比べて鼻の長さ(マズル)が短い犬種のことで、いわゆる「鼻ぺちゃ顔」の犬種を指します。 短頭種のわんちゃんはその骨格のために、歯の噛み合わせが悪かったり、歯並びの良くない子が多いです。

歯と歯の距離が短く密集しているため、歯磨きが難しく歯周病などのトラブルが頻繁に起こります。 デンタルケアはどの犬種にも非常に大切なものですが、シーズーは特に気を遣ってあげる必要があります。 歯石がたまっていないか、うまく噛めているかなどを日頃からよく観察してあげましょう。 シーズーのような短頭種は、他の犬種とは少し変わった顎の形をしていますが、専用フードはそういった顎でも噛みやすいように粒の形状に工夫がされています。 歯の健康という意味では、ウェットフードよりもドライフードを与えるほうが、歯につきにくくあごも鍛えられるためよいとされています()。

※あくまでもこれは定説であり、ドッグフードの水分含有量と歯石の付きやすさは無関係であるとアメリカの疫学研究発表から明らかにされている、という話もあります。 また、硬いもの(ドライフード)を噛まなくても顎は劣化しない、という意見もあります。 しかし多くのドッグフード(ドライタイプ)の宣伝文句には「噛むことで歯の健康を維持」といった一文が見られます。 真偽のほどは未だ曖昧である、といったところでしょうか。 とはいえ、歯石の付きやすさに関しては犬によって個体差もあるとのことですので、愛犬に合ったドッグフード選びが大切になってくるといえるでしょう。

注意

※この記事の内容は、様々な「シーズー専用ドッグフード」の銘柄の特徴をまとめたものです。
商品によって特徴は多少異なりますので、すべてのシーズー専用フードに上記の特徴が当てはまるわけではありません。