ドッグフードの種類(目的別まとめ)

ドッグフードの種類(目的別まとめ)

ドッグフードを目的別に分類すると、「総合栄養食」と「一般食」の二つに分けることができます。 総合栄養食はドッグフードと水のみを与えていれば、生命維持に必要な最低限の栄養を得ることができるもので、主食として利用されます。

それ以外のドッグフードは「一般食」と呼ばれ、「間食」と「その他目的食」に分けられます。 間食はおやつとして与えるもので、しつけやご褒美に使用されます。 スナックやガムなど、様々なタイプのものがあります。 その他目的食は何らかの目的をもって与えられるドッグフードで、病気の治療の一環として与える特別療法食や、特定の栄養を補強する栄養補助食などがあります。

それぞれを以下の表にまとめましたので、参考にしてください。

分類 栄養バランス
総合
栄養食*1
毎日の主食として食べさせるフード。該当フードと水だけを与えていれば、生命維持のための最低限の栄養は確保できる。
一般食 間食*2 おやつとして与えるスナックなど。与える量を一日のカロリー必要量の20%以内に抑える必要がある。
その他
目的食*3
副食 食欲増進などを目的として、主食と併用して与えるもの。
栄養
補助食
特定の栄養を補うことを目的とされたもの。 サプリメントに近い。
特別
療法食
特定の病気治療の一環として与える食事。 通常、一般店では取り扱いされず獣医師の指導のもと販売されることが多い。

*1-3 ペットフード公正取引協議会による「ペットフードの表示に関する公正競争規約」では、目的別にこの3種に分類されています。

総合栄養食

いわゆる「ドッグフード」のことで、犬に毎日与える「主食」となるものです。 多くはドライタイプですが、ワンちゃんに合わせてソフトドライタイプやウェットタイプのものも選ぶことができます。 総合栄養食の大きな特徴は、「栄養バランス」にあります。 総合栄養食は、犬が生きていくうえで必要な最低限の栄養をすべて含んでいます。 ドッグフードと水のみを与えていれば、健康を維持できる栄養バランスとなっています。 総合栄養食と表記するためには、「ペットフード公正取引協議会」の定める分析試験と給与試験を行うことが求められます。 様々なバリエーションがあり、愛犬の好みや体質に合わせて選ぶことができます。

総合栄養食に関して詳しくは、以下の記事を参考にしてください。
 →ドッグフードの種類(総合栄養食)

間食

おやつとして与えるもので、栄養バランスよりも嗜好性に重点がおかれています。 そのためカロリーの高いものや、栄養の偏りが激しいものが多いです。 スナックタイプやガム、ジャーキーなど様々な種類がありますが、与えすぎには注意しましょう。 原則として、間食は1日あたりのエネルギー必要量の20%以内に抑える必要があり、その旨を商品のパッケージなどに記載することが求められています。 もともと一時的に少量を与えることを目的としたフードですので、給餌量はきちんと守るようにしましょう。

間食について詳しくは、以下の記事を参考にしてください。
 →ドッグフードの種類(間食)

副食

主に食欲増進などを目的に、総合栄養食にトッピングするものです。 おかずタイプやふりかけとも呼ばれます。 嗜好性が高く、ワンちゃんが余計に食べがちなのできちんと量を調整・管理することが大切です。

副食に関して詳しくは、次の記事を参考にしてください。
 →ドッグフードの種類(副食)

栄養補助食

特定の栄養素が摂取できるタイプのドッグフードです。 人の食べるものでいえば、サプリメントがそれに当たります。 ドッグフードでは不足しがちな栄養を補給したり、病気や体質のために必要な栄養を摂取するためなどに使用されます。 カルシウムやビタミンなどの栄養剤だけでなく、疲労回復やデンタルケアに特化した商品などもあります。

栄養補助食についての詳細は、以下の記事を参考にしてください。
 →ドッグフードの種類(栄養補助食)

特別療法食

「療養食」ともいいます。 病気の治療の一環として、獣医さんの指導のもと与えられる食事です。 病気によって調整された栄養素が異なり、療法食を与えている最中は余計な栄養を一切摂らせてはいけないことになっています。 基本的に一般の店頭では取り扱いされず、獣医さんから直接処方されます。 しかし近頃は一般に売られているドッグフードにも、各病状に合わせて栄養が調整されたものも販売されています。

特別療法食に関して詳しくは、次の記事を参考にしてください。
 →ドッグフードの種類(特別療法食)
 →病気の犬には療養食のドッグフードを選ぶ