ドッグフードの種類「特別療法食」
特別療法食とは、病気治療の補助を目的としたドッグフードです。
栄養素やカロリーなどが調整されていたり、病気の改善に役立つ成分が含まれているのが特徴的です。
ドッグフードは基本的に、総合栄養食以外は単体で与え続けることを意図していません。
しかしこの特別療法食は例外で、該当の病気に罹っている犬に限り、主食代わりに与えることが可能になるよう成分が調整されています。
しかし、特別療法食は厳密にいえば総合栄養食ではありません。
あくまでも、病気になった犬が総合栄養食の代わりとして主食扱いすることができるというだけです。
特別療法食の場合、本来不要な栄養が過剰に添加されていたり、必要な栄養をカットしているわけですから、健康な犬が療法食を口にし続ければ当然体調を崩してしまいます。
ですので、無闇矢鱈に与えることは避けましょう。
与え方を間違えると、栄養の偏りなどから別の病気を併発してしまう可能性があるためです。
療法食には動物病院から処方されるもの、一般的に商品として売られているものとありますが、どちらを選ぶにせよ、獣医さんとよく相談したうえで与えるようにしましょう。
療法食に関しての詳細は、以下の記事を参考にしてください。
→病気の犬用の療養食(療法食)とは?種類と与える際の注意点