食べ残したドッグフードの保存方法と注意点
ごはんに対する反応はわんちゃんによって様々で、ドッグフードを出すや否や飛びついて完食する子もいれば、なかなか食べつけずに残してしまう子もいます。
すぐに食べてくれれば問題ないですが、食べ残してしまったり、時間をおいてゆっくり食べる子の場合はドッグフードの品質管理にも注意を払う必要があります。
ドッグフードの天敵は、湿気と酸化です。
ですので開封後、お皿に置いておくだけでもフードの劣化は進行してしまいます。
そこで、食べ残したドッグフードの保存に関してですが、基本的には一度食べつけたものは廃棄してしまうのが鉄則です。
犬の唾液がフードに付着すると雑菌が繁殖しやすくなり、より腐敗が進んでしまうためです。
たとえ口をつけなかったとしても、開封後はなるべく空気に触れさせず保存することが推奨されます。
食べ残しの保存に関しては、より一層厳重に管理することが求められます。
ドライフードの場合、清潔な密閉容器に入れて冷暗所に保管するか、冷凍保存をしてください。
しかし、なるべく早いうちに食べさせることが前提です。
その日のうちか、翌日には使い切るようにしましょう。
セミモイストタイプやウェットタイプのドッグフードはそもそも足が速いので、一度口をつけてしまった後は廃棄するようにしましょう。
私たちの食事も、一度口をつけたものはそう長く保存はしないと思います。
余ってしまったら捨てるか、一日前後以内に食べきるようにするはずです。
それは犬も同じで、食べかけのドッグフードは基本は処分してしまうほうが賢明です。
どうしてもやむを得ない理由で保存する場合は、上記の方法を取ってください。
食べないからといって、そのままお皿に放置するのはやめましょう。
わんちゃんは食べ物の変質に敏感ですので、酸化したり腐ったドッグフードは食べないかもしれません。
ドッグフードは質が落ちると、においや食感が変わったりします。
私たちの目からはわかりにくいですが、そういったドッグフードが出てきた場合、犬が警戒して食べないこともあるかもしれません。
そのようなときは無理に食べ残しを与えたりせず、新しいものに取り換えてあげましょう。