手に入りやすいドッグフードを選ぶ
ドッグフードを選ぶ際に、「手に入りやすさ」というのも無意識に留意しているポイントのひとつではないでしょうか。
遠出をすれば良いドッグフードが手に入るけれど、面倒だから近場で手に入るものでいいか…なんてこともあるかもしれません。
それでは、ドッグフードの購入方法にはどのようなものがあるでしょうか。
ドッグフードの購入手段は大きく分けて、店舗購入とネット通販の二つが存在します。
両者とも、選べるドッグフードの種類は幅広く存在しますが、それぞれにはどのような特色がみられるでしょうか。
店舗購入の特徴
店舗購入は、ドッグフードの売っているお店に行って直接購入する方法です。
販売店も、スーパーマーケットから特定メーカーの専門ショップまで幅広いですが、共通する特徴は以下の通りです。
購入できる場所
- スーパーマーケットやホームセンター
- 100円ショップ
- ペットショップやペット用品専門店
- ドッグフードメーカーの販売代理店など
メリット
- 緊急時などにすぐに購入できる
- 現物をその場で確認することができる
- ショップ店員などに質問、相談ができる
デメリット
- 持ち帰りの際に荷物になる
- 店舗での保存を考え、添加物や保存料を使用しているドッグフードが多い
- 購入できる商品の種類が限られてくる
店舗購入でのなによりの利点は、近くに販売店さえあれば、行ってすぐに現物を手元における迅速さです。
気づいたら備えのフードが底をついていて、今すぐ必要になってしまった、なんて時も安心です。
また、現物を確認できることも強みです。
パッケージ画像をを見ただけでは、実際にどれくらいの量や大きさなのかを判断するには限界がありますよね。
そして専門店やペットショップであれば、わからないことを店員さんに聞くこともできます。
欠点としては、荷物になり運ぶのに手間がかかることと、購入できる商品のバリエーションがやや限られていることです。
持ち運びに関しては重要視する飼い主さんも多いのか、ドッグフードの購入場所で人気なのは大型スーパーやホームセンターなど、駐車場やカートのある場所です。
大袋で購入すればそれなりの重量になりますので、無視できない条件のひとつに挙げられるでしょう。
また、店舗に陳列する商品の場合は、それなりの期間保存できるようにしておかなければなりません。
そのため、保存料を使用しない無添加ドッグフードなどを置いておくにはあまり良い環境とはいえないのです。
お店で売られるドッグフードは、長期間陳列しておけるように保存料などの添加物が使用されていることが多いです。
外国産の高品質のドッグフードの中には、在庫処分を避けるためにインターネット限定販売を行っているところもあります。
犬の健康を考えて無添加のものを選ぶのであれば、店頭で購入するのは避けたほうが良いかもしれません。
インターネット購入の特徴
インターネット販売の市場も徐々に拡大し、身近なものになりつつありますが、ドッグフードの場合はどうでしょうか。
インターネット通販のメリット・デメリットは以下の通りです。
購入できる場所
- 自宅など、インターネット環境のある場所ならどこでも
メリット
- スーパーなどでよく見かける格安のものや、無添加のプレミアムドッグフード・海外の高品質なフードに至るまで、様々なドッグフードを購入できる
- 自宅に届くので運ぶ手間がかからない
- 定期購入が可能
- インターネット限定の割引などのサービスがある
- 口コミを確認できる
デメリット
- 到着までに時間がかかる
- ドッグフードの残量を見て、計画的に申し込みが必要(急な対応はできない)
- 現物を確認することができない
- 送料がかかる
- 手違いや発注ミスなど、手元に届くまで何があるかわからない
インターネットでは一度に様々なサイトを確認することができるため、とにかく多様な商品を選択肢に入れることができます。
また、海外産のプレミアムドッグフードは通販限定のものも多く、インターネットを利用することで選べる高品質ドッグフードの幅はグンと広がります。
特に長期保存の難しい無添加ドッグフードなどは、店頭に並びにくいためインターネット通販の使用が効果的です。
直接自宅に届くため、持ち運ぶ手間を気にせずに注文できるのも嬉しい点です。
銘柄や消費量が安定してきたら、通販の定期購入サービスを利用してみてもよいでしょう。
その際には、不定期で購入するよりも割引されるなどの特典もあるかもしれません。
それぞれのシチュエーションに合わせた特典(割引など)があるのもインターネット通販の魅力です。
そして通販のページには大抵、口コミ欄が設けられているので、購入者の生の声を確認してから購入することもできます。
デメリットはやはり、到着までに時間がかかり、すぐに手元に必要な場合に対応できない点です。
通販の場合、早くても翌日の到着となります。
そのためフード残量をきちんと把握していないと、その日食べさせるものがないなどの困った事態になってしまいます。
こういった点が店舗購入のときとは勝手が変わってきますので、ネット通販に切り替えた場合は定期的に残量の確認を行いましょう。
別途送料もかかりますので、それに関してもきちんと考慮しておきましょう。
購入した商品自体が安価だと、送料の方が高くついてしまうこともよくあります。
まとめて購入したほうがお得になりますし、中には〇〇円以上の購入で送料が無料、などといったサービスも存在します。
しかしあまり大量に買い込むとフードの劣化が心配ですので、1か月で食べきれる量を目安に折り合いをつけましょう。
また、届くまで現物が確認できないことも難点です。
具体的な大きさや量、中が透けて見える商品は色味や柔らかさなど、現物を見ることで得られる情報はたくさんあります。
当然ですがインターネット通販ではこれができません。
そして、発注ミスや配送中のアクシデントが起こる可能性もゼロではありません。
入金したのに商品が届かない、梱包に問題があるなどのインターネット通販のトラブルも、時々耳にします。
とにかく現物が届くまでは、「もしも」の可能性が否めないのが欠点です。
便利で、良質なドッグフードを購入できるインターネット通販ですが、特性を理解して上手に使うことが大切です。